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生物を知れば、濤沸湖がもっとオモシロイ~ほ乳類編

北海道では、樺太、千島を経由して渡来してきた北方系の動物と、本州経由で渡来してきた南方系の動物が混在しています。そのため、北海道を分布の南限や北限とする動物が多く、本州以南には生息しない北海道特産種が数多く見られます。また、本州と共通種であっても、亜種として区分されているものも多くあります。

北海道は高緯度に位置するため、本州以南では高山帯にしか生息しない動物が低山帯に分布することも特徴のひとつです。

濤沸湖畔、北浜地区は産地や丘陵地、海岸を中心に自然が多く残されているため、動物の生息環境としては恵まれているといえます。

 

キタキツネ  イヌ目イヌ科

学名:Vulpes vulpes schrencki

英名:Red fox

キタキツネ

ネズミやエゾユキウサギ、鳥類、昆虫などを主に食べ、秋には果実や木の実も食べる。土手などに穴を掘り巣穴にする。春先に子供を産み、メスが育てる。オスは子育てをしない。

エゾユキウサギ  ウサギ目ウサギ科

学名:Lepus timidus ainu

英名:Mountain hare

エゾユキウサギ

夏毛は背面灰色を帯びた茶色で、体下面と四肢はほとんど白色、尾は白い。冬毛は純白で耳の先端はこげ茶色。本州以南のノウサギと比較すると、体格に対して耳が小さい。

エゾリス  ネズミ目リス科

学名:Sciurus vulgaris orientis

英名:Hokkaido Squirrel

エゾリス

体長は22~27cm。尾長は16~20cmで外観は太い尾に見える。尾は樹上を移動するときの平衡を維持する機能を持っている。冬毛は灰色。クルミやドングリの実をよく食べる。

キタイイズナ  ネコ目イタチ科

学名:Mustela nivalis namiyei

英名:Japanese least weasel

キタイイズナ

成獣の体長は、オス約15~18cm、メス11~22cm。主にネズミや小鳥、昆虫類などの動物を食べる。体が細く小型でネズミの巣穴への侵入に適している。夏毛は茶色(腹側は白)。冬毛は全身白。

エゾヤチネズミ  ネズミ目メズミ科

学名:Clethrionomys rufocanus bedias

英名:Grey red-backed vole

エゾヤチネズミ

種子や果実を食べる草食性。食物繊維を多く取るほか、まれに動物も採食する。数年おきに爆発的に繁殖し、カラマツ、トドマツの樹皮を食い荒らす。カラマツ林でよく見かける。

エゾシカ  ウシ目シカ科

学名:Cervus nippon yesoensis

英名:Hokkaido sika deer

エゾシカ

低地から山地の森林に生息し、特に草原や牧草地との林縁を好む。日本産のシカの中で最も大きい。基本的に雪の少ない森林で越冬する。最近濤沸湖畔で見かけるようになった。