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濤沸湖がわかる10のキーワード~02 汽水湖(きすいこ)

濤沸湖のあらまし

海と川の水が混じり合う湖
オホーツク海と繋がっている濤沸湖は、川と海両方の水が混じり合う「汽水湖」。
水の中では、一年を通して海水と淡水の交流が行われ、オホーツク海からの海水は、濤沸湖の奥に向かって4~5kmも流れ込みます。
多くの機能を持つ藻場(もば)
濤沸湖の湖口の奥の方には藻場(水中に育成する、藻が集まっているところ)があり、コアマモとアマモが生育しています。
藻場は、生物への酸素の供給や、水質の浄化、湖底の安定化などの機能を持っています。また、魚などのエサとなったり、産卵や生育の場所、隠れ場を提供したりと、生き物にとって重要な存在です。
水に満たされた湿原
濤沸湖では、低層湿原とよばれる湿原が見られます。低層湿原とは、栄養を含んだ川や地下水が流れ込んでいる湿原で、主にヨシ、スゲなどの植物が生育しています。枯れたらそれらの植物は泥炭となり、泥炭の堆積が進むことで中間湿原や高層湿原へと変化していく事があります。

濤沸湖のプロフィール

●成因:海跡湖
●淡・汽水区分:汽水湖
●標高:1m
●面積:900ha
●最大水深:2.5m
●平均水深:1.1m
●周囲長:30km

 

●低層湿原/川や地下水など、周辺から栄養を含んだ水で満たされている湿原

●中間湿原/低層湿原と高層湿原の中間の状態の湿原

●高層湿原/泥炭が積み重なることで川や地下水が届かなくなり、水分を雨や霧などから受けるようになった湿原